精密シャフトの外径検査装置


Date:

April 02, 22

週は「精密シャフトの外径検査装置」についての配信です。

Fortune Crossは研磨シャフトを製造する量産メーカですが、
ナノ精密の品質保証の概念みたいなものは
この量産工場の考え方がもとになっています。

毎月1,000万本以上のシャフトを製造しており
0(ゼロ)PPMのレベルを目指して品質保証していくにはどうしたら良いのか?

100万本に1個のNGを出さないためには、
一連の製造プロセスにおいて、CP/CPK 2.0程度の工程能力が必要と言われますが、
設備の故障や老朽化など物理的な制約があるものは、全数検査をするしかありません。

そんな中今般インドの検査装置メーカからシャフトの外径検査装置が到着しました。


▲精密シャフトの外径検査装置

測定しているのは4ミリ径の長尺シャフトですが、
公差レンジ 3.987 – 3.992㎜を保証しなければならず
SWRH62Aという硬鋼線材で、熱処理が入るため振れや曲がり、外径がばらつく難しい製品です。

シャフトがVブロックを通過する途中でレーザがシャフトを捉え
ワークの先端・中間・末端部分の3点を測りにいきます。

キーエンスのレーザセンサを採用することで、
サブミクロン単位の精度で測定でき
レンジ公差で、4~5ミクロン の外径検査が可能となります。

サイクルタイムは毎分60本程度(毎時3,600本)、
1シフトで2万本程度の検査が可能になります。

検査機内のキズ防止対策など、日系と比べると仕事の丁寧さの部分で
まだ課題はありますが、本設備をタイ国内で販売する場合、
通関、横持ち、設置、トレーニング等全て込みでUS$45,000.-/台 程度です。

当然ナノ精密によるアフターサービスも付いてきますし、
実際に当社が試した上でオススメできるメーカのみを紹介している点 申し添えておきます。

何よりこの圧倒的なコスト競争力は今後大きな魅力に育っていくと感じています。

気になった方はお気軽にお問合せ下さい。

それでは、今週も素敵な1週間にしていきましょう♪

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会社名: Nano Seimitsu Co., Ltd
住所:162 Moo 17 Bangplee Industrial Estate Sio3, Debaratana Rd.,
Bangsaothong, Samutprakarn 10570 Thailand
矢田 携帯 : +66 (0)61-572-1700(日本人直通)

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