ストレートシャフト全数選別のご紹介


Date:

June 20, 22

本日はストレートシャフト選別についての配信です。

弊社FCTが得意とするストレートシャフトは細長い形状が多いのですが、
そんな製品群もパーツフィーダーを駆使することで全数選別が可能です。
 

▲ストレートシャフトの自動選別の様子(音量ご注意ください)
 
シャフトをパーツフィーダーからグラステーブルへ供給後、
CCDカメラの画像検査で外径+長さの自動選別を行います。
サイクルタイムは分速100~150本、1シフトで約7万本のアウトプットが可能です。
 
今回の製品はSUS304 φ 1.6(+/-0.1) x 44.0mm (+/-0.2mm)と
公差レンジで外径 0.2mm + 長さ 0.4mmですからこの程度なら問題なく検出が可能です。
 
下記はカメラと画角(撮像視野)別に、
1画素あたりの分解能(計測できる一番小さな値)を示した参考値ですが、
この数字に、(繰り返し精度など余裕をみて)5画素を乗じてあげると
画像検査で判定可能なだいたいの公差レンジが求められます。
 

▲1画素あたりの分解能(計測できる一番小さな値)参考値

例えば、200万画素のカメラで画角(X方向)が50mmなら
寸法公差 = 0.026mm/画素 × 5画素 = 0.13mm といった具体。

よって、上記ストレートシャフトなら問題なく確実に高速で画像選別が可能です。

皆さんの製品の全数選別でもお役に立てるかもしれません。
ご興味のある企業様はお気軽にお問合せください。
 
それでは、今週も素敵な1週間にしていきましょう♪
 
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