#8 硬度異常や異材判定を行う、エディー(EDDY)のご紹介


Date:

May 03, 21

ノづくりの現場には様々な不良の可能性が潜んでいます。
時には思いもしない不良と遭遇してしまうこともあるはず。
 
例えば、特定ロットで材料違い、熱処理異常や工程のジャンプなどが発生したら大変な事態。
重大な品質不良に繋がる恐れがある場合、確実にNG流出を止めなければなりません。

ただ、対象ワークを見てみても、寸法を測っても、重さを計測しても違いが分からない。
作ってしまったモノ全部を硬度測定して全数保証するのは無理だし、時間も労力もかかる。
そんな時に役立つのがこちらの渦流探傷試験
FTS-eddy 1』.
 
 
マスターコイルとテストコイルを使った比較方法で様々な金属部品の検査にお使い頂けます。
渦電流が流れたコイルに試験体を通す事で、大きなキズ(欠陥)や形状・材質違い、硬度判別が可能となります。通常硬度は硬度計で傷をつけて測定するので、抜き取りのサンプリングでしかチェックできませんが、これなら非破壊で10万個なら10万個全数の検査が出来る優れものです。
 


 

自動選別機とEDDYのコンビネーション

自動選別機に装着するタイプの渦流探傷試験機(EDDY)もあります。



EDDYのプローブ(コイル)をセッティングして、
自動選別しながら同時にEDDYの検査を行う事が可能です。

毎分150-300個の選別スピードで寸法、変形、MIX対策の検査をしながら
熱処理異常や異材判定が出来る
のは大きなメリットがあるはずです。

量産工場を運営する立場として、そもそも硬度異常や材料違いのトラブルなんて
絶対タブーの大問題ですが、
もし万一そんな事態に直面してしまったら、是非このメルマガを思い出してください。

この他、出荷前の全数検査に関するご質問・ご相談があれば、
お気軽にお問い合わせをいただければと思います。

以上、硬度異常や異材判定の救世主、過流探傷試験機の紹介でした!

それでは、今週も素敵な1週間にしていきましょうね♪

お問合せはこちらまで↓
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