#4 海外送金詐欺にご用心!


Date:

March 29, 21

日は、最近アジアで多発している海外送金詐欺がテーマです。
各社様既に万全を期しているものと思いますが、
自戒を込めてこの点はいくら気をつけても、十分過ぎる事はないので、
改めて注意喚起させていただきたいと思います。
 

詐欺集団のさまざまな手口

発生している事案:
〇取引先から送信されたメールの送金指示やメールに添付された請求書に
従って海外送金した結果、送金した資金が詐取された。
 
〇取引先からの請求書が改ざんされ、(気づかずに)取引先の指示口座とは異なる口座に送金した結果、
送金した資金が詐取された。
この場合メールごと乗っ取られている可能性もあり注意が必要です。
 
〇親会社や取引先の社長、CEOなど上層幹部になりすました詐欺集団から
経理担当者にメールが送られ、メールの指示に従って送金を行ってしまう。
送金した結果、送金した資金が詐取された。

 
なりすましとは、取引先担当者のメールがハッキングされていたり、
正規アドレスに類似したアドレスが使用され、ドメイン名の一部がすり替わっている場合があるようです。
正: xxx@bangkok.com
偽: xxx@bangkoks.com
 
などなど詐欺メールの手口はさまざま、
あの手この手であなた個人、あなたの会社の資産を狙っています。
 
つい先日弊社にも詐欺まがいのメールが送られてきました。
事前に担当者が不審な点に気づき、大事には至りませんでしたが、
普段から従業員への注意喚起が必要であると認識を新たにしました。
 

メールとは異なる手段で事実確認を!

少しでも怪しいと感じたら以下の行動で対策を講じましょう。

対策方法:
●送金前に電子メールとは異なる手段(電話/FAX)による事実確認
・使用している電子メールが既に乗っ取られている可能性もあります。
 
●パソコンのセキュリティー対策

・なりすましに利用された担当者のPCのセキュリティー対策・強化の実施。
・また外国法人との送金依頼のメールを送受信する場合、パスワード付きのファイルを送るようにする。
 
●普段から密なコミュニケーションを心掛ける。

・社内で、ダブル、トリプルで、チェック機能が働く仕組みを用意しておく。
 
今回ご紹介した事案はどれも目新しい手口ではありませんが、
マネージメント層からすると、普段目が行き届かない部分もあるかもしれません。

再度、社内の経理担当だけでなく、営業・購買など関連部署全体にも
周知徹底を呼びかけ日々の業務にあたることが肝要です。
 
釈迦に説法かもしれませんが、
十分すぎるくらいでちょうどいいです、気をつけましょう。

皆様に少しでもお役立ていただければ幸いです。
それでは、本日も素敵な1日にしていきましょうね♪

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