精密シャフトの外径検査装置②


Date:

April 11, 22

週も弊社精密シャフトの外径検査についての配信です。
 
FCTではパワーウィンドウモーターシャフトを毎月400万本生産しています。
顧客の方で厳しい異音・振動試験があるので 外径、真円度、面粗さの管理には神経を遣います。
製品を輸出する場合はなおさらです。
 
真円度測定器や形状測定器はどうしても抜取り検査になってしまいますが、
一部の製品の外径は全数検査を実施し
「品質の安定化」と「不良流出時の対応コスト削減」にひと役もふた役も買ってます。
 

▲FCTの二点外径測定と一点外径測定器

こちらの製品は外径3.175 – 3.180ミリ (公差レンジ5ミクロン)を保証しなければなりません。
キャリアから落下するシャフトをスライドさせながら板状の接触子を押し当て二点測定しています。
シャフトの先端と末端二点でテーパーになっていないか確認し、良否判定を行います。
 
サイクルタイムは毎分90個(毎時 5,400個)の速度なので
1日 8.5万本程度の検査が可能になります。
 
初号機にあたる外径一点測定器は、
検査の前にシャフトの全長がテーパーになっていない事を確認する必要がありましたが
改良モデル版ではその必要が無くなりました。
 
このようにNANOではグループ内で積極的に検査設備を試しながらトライ&エラーを繰り返し
メーカの実力や品質レベルを精査し有用な設備のみを自信をもって紹介しています。
 
当然ナノ精密によるアフターサービスも付いてきますから
安心してご利用いただけるかと思います。
気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
 
それでは皆さん、今週は素敵なソンクラン休暇を♪
 
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会社名: Nano Seimitsu Co., Ltd
住所:162 Moo 17 Bangplee Industrial Estate Sio3, Debaratana Rd.,
Bangsaothong, Samutprakarn 10570 Thailand
矢田 携帯 : +66 (0)61-572-1700(日本人直通)

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