News Event

選別請負サービス・ラヨーン拠点開設のご案内

本日は、選別請負サービス・ラヨーン拠点開設のご案内です。   ナノ精密はこの度、世界最大のマニュアル選別・検査会社である TRIGO QUALITY SERVICEと業務提携を行いTRIGOラヨーン事務所内に, タイ2拠点目となる自動選別ハウスを設置、選別請負サービスを開始しました。   TRIGO社は、タイはじめ世界25か国で目視検査やマニュアルによる 品質検査の受託事業を展開するフランス資本の会社です。   TRIGOタイではアマタシティ(チョンブリ)、イースタンシーボードの2拠点を構え、 ダイムラーやBMW、ホンダ、マツダ、日産、フォードなど 欧米の自動車メーカーやティア1などで生産ラインの支援や各種検査業務を担当しています。  ...

SUBCON 2022出展

本日は今週開催のSUBCON 2022に関するお知らせです。 部品メーカの祭典、サブコンタイランドが5/18~5/21の間, 国際展示場のBITECで開催されます。   今回は 『NANO SEIMITSUが考える品質保証の新常識』というテーマで 品質保証に関連するあらゆる製品を展示します。   ❒展示製品のラインナップ❒ □高速自動画像選別機 □ホッパー(投入機) □選別請負サービス (ラヨーン新拠点紹介) □デクシス製、半自動外観検査装置 □総合品質管理システムLINE QC SPECIALIST □熱処理異常や異材判定を行う過流探傷器 □キズ、打痕対策のワークストッカー □カスタムパーツフィーダー □フォーチュンクロスの研磨シャフト ...

Webinar on LQS

ナノ精密は、画像選別機など品質保証分野の商材を取り扱う商社です。 同時に当社は、精密部品・研磨シャフトを製造する フォーチュンクロス・タイランドの 運営も行なう量産メーカでもあります。   工程内で限りなく不具合品を作らせない品質管理システム『LINE QC SPECIALIST(LQS)』は、 元々自社の品質改善に繋げる事を目的に考案したものです。   この度、満を持してLQS と分析ソフト(MQA)をパッケージ化した 品質管理システムの外販をスタート。 そこで5月12日(木)にこの LQC に関するウェビナーを開催します。 【ウェビナー開催日時】 2022年5月12日(木)13:30 〜 14:30(タイ・インドネシア時間) 15:30...

Oリングの高速自動選別

今週はOリングの自動選別に関する配信です。   弊社選別請負サービスの新たな取組みとして Oリング検査専用の設備を導入し月間200万個の選別作業を開始していきます。   ▲CCT社製のOリング選別機 使用する設備は台湾CCT社製の高速自動選別機。 ベルトからグラステーブルに反転移動させ両面を検査する2段構造です。 ドイツAllied Vision社製のカメラを4つ搭載し 割れ、欠け、バリ、変形、寸法異常を検出します。 サイクルタイムは分速200~250個なので、1シフト約10万個の選別が出来る計算です。   当該製品は車の取っ手部分のオイルダンパーに使われるOリングで数も多く 密閉機構に影響するバリやクラック(割れ・欠け)不良を確実にはじく必...

精密シャフトの外径測定機④

今週も社内の検査機に関する配信です。   ▲社内で運用中の外径2点測定機 3.987-3.992ミリの5ミクロン公差を保証するための外径2点測定機。 全長でテーパーになっていない事を保証する必要があるので ワークをキャリアで搬送しながら、KEYENCE製の透過センサ2台を使用し シャフト先端・末端の外径2点を測定しています。   点ではなく面で対象物を捉えワークの位置も自動補正してくれるため サブミクロン(10分の1ミクロン)単位の正確な測定が可能です。   サイクルタイムは分速約60本、1シフトで25,000本程度の選別が可能です。   コンパクトで場所も取らない設計で何より求める機能を低コストで造るを体現した設備です。 製造業...

精密シャフトの外径検査装置③

今週も精密シャフトの外径検査③についての配信です。   外径φ8㎜を超える精密シャフトの5点測定器。 車載のエアコンやバッテリー冷却に使用されるブロワモーターのシャフトですが、 外径公差6ミクロンを保証しなければなりません。   ▲φ8.0 x 128.7mm の製品を半自動機で選別する様子 径が太く、比較的長さのある製品なので、 全長での振れやテーパー管理が難しい製品です。   ひとたび、この手の不良が流出してしまうと選別作業に膨大な手間とコストが発生してしまうので、 出来る限りこの選別作業を社内で正しく、早い段階で対応していこうと導入したものです。   「正確な検査且つ廉価な価格で作る」をコンセプトにした選別機で...

Precision shaft outer diameter inspection device ②

This week as well, we will deliver about the outer diameter inspection of our precision shaft.   FCT produces 4 million power window motor shafts every month. Since the customer has a strict abnormal noise / vibration test, we pay attention to the control of outer diameter, roundness, and surface roughness. Especially when exporting products. &n...

精密シャフトの外径検査装置

今週は「精密シャフトの外径検査装置」についての配信です。 Fortune Crossは研磨シャフトを製造する量産メーカですが、 ナノ精密の品質保証の概念みたいなものは この量産工場の考え方がもとになっています。 毎月1,000万本以上のシャフトを製造しており 0(ゼロ)PPMのレベルを目指して品質保証していくにはどうしたら良いのか? 100万本に1個のNGを出さないためには、 一連の製造プロセスにおいて、CP/CPK 2.0程度の工程能力が必要と言われますが、 設備の故障や老朽化など物理的な制約があるものは、全数検査をするしかありません。 そんな中今般インドの検査装置メーカからシャフトの外径検査装置が到着しました。 ▲精密シャフトの外径検査装置 測定してい...

Dent Prevention and Recovery Device

今週は『打痕防止回収装置』についての配信です。   先日、公差レンジ0.01~0.03mm(10~30ミクロン)の精度保証が 可能になった高速画像選別機を紹介しました。 画像選別機の対象ワークの幅が広がるにつれ 次なる課題が供給と排出部分で製品同士がぶつかり、キズつけてしまう問題。 今回はそんな悩みを解決する、排出部分の打痕防止回収装置を紹介します。   工業用洗浄剤を浸した装置に製品を落下させ、 ピッチの異なるリードスクリューで製品を一定間隔に搬送し 製品同士の衝突によるキズや引掻きを防ぎながらワークを回収する装置です。 ※洗浄液は速乾性に優れる洗浄剤なので直ぐに乾きます。   サイズは 60ミリ四方以下のワークが対象で 現在毎分60...

SUBCON 2022に出展します!

本日はSUBCON2022出展に関する配信です。 出荷前の全数検査と工程内の品質改善でZERO DEFECT(不良ゼロ)の サポートを推進するNANOですが、今年も「SUBCON 2022」に出展します。   昨年はコロナで延期になってしまったので、久しぶりの展示会です。   今回の目玉は何と言っても、台湾製の標準機に キーエンス製の投影画像測定器をドッキングした切削部品用の高速画像選別機 (前回記事動画)。   これまで、弊社の画像選別機では公差レンジ0.1㎜(100ミクロン)以上の部品しか精度保証できなかったのが、 キーエンス製品との連結で、0.01~0.03mm(10~30ミクロン)の精度保証が可能となります。   しか...

キズ・打痕防止のワークストッカー

本日は以前も紹介したワークストッカーに関する配信です。   あるとないとじゃ差は歴然!キズ・打痕対策のワークストッカー 真鍮やアルミの部品加工で頻繁に発生する外観不良。 このほとんどが、ワークどうしがぶつかって出来る打痕キズと言われます。   しかもこの手の不良が集中するのが、自動旋盤の出口付近ですから 造ったそばからキズをつけてるとは、痛恨の極みです( ;∀;)   そんな悩みを解決するのが、キズ・打痕防止のワークストッカーです。   ◆NANO SEIMITSUのワークストッカーの特徴◆ □真鍮・アルミ部品の打痕解消に役立ちます。 □設備の多台持ちによる省人化、夜間の無人運転が可能に。 □回転速度をお...

品質部門QC・QAの本質的な仕事・分析編

本日もLine QC Specialistに関する配信です。   先週は、製造現場のマネジメントの監視作業を自動化する内容でした。 今回は、品質部門QC・QAの本質的な仕事とは?【分析編】について触れてみます。   といっても目新しい内容ではありません。 QC・QAの一番大事な仕事は、ズバリ自社の品質を上げる事。 不良発生に関する分析、工程の見直しなどを行い、発生・流出防止の確実な方法を模索することです。   でも実際は不良数の報告と記録、それをグラフ化する作業に留まっていませんか? もちろんこれらは品質部門の仕事ですが、期待する本来の仕事とは言えません。 期待する役割は、製造部や技術部、メンテナンス部門など関連部署に “気づき&ldquo...

Line QC Specialistによる監視作業の自動化

本日はLine QC Specialistに関する配信です。 Line QC Specialistは、量産工場向けの品質管理システムですが、 以下のような生産現場のマネジメント管理の問題点や課題を解決します。   製造現場のマネジメントの仕事の中で一番きつくてしんどい作業が人の監視。 作業員が会社のルールを守っているか、規格から外れたまま生産を継続していないか 特に品質トラブルのあと新たに設定したルールがしっかり製造現場まで周知徹底されているか、 干渉し過ぎても自身の仕事が回らない、また丸投げも出来ない中、 ある程度の妥協と使命感の間で仕事をしている方も多いのではないでしょうか。   さまざまな問題点や課題を抱える製造現場ですが、 Line QC Specia...

NANOの選別テストレポート

スリットコイル材のご紹介

本日は、スリットコイル材についての配信です。 ナノ精密ではこれまで線材やバー材(棒鋼)をメインに Fortune Crossや外注様向けに材料支給を行ってましたが、 このたび スリットコイル材の供給もスタートしました。   地場のコイルセンターと協業して、 母材調達~スリット加工までの対応が可能となりました。 その他、レベラー(平坦度矯正)・シャーリング(切断)加工、 ブランキング(せん断)と加工範囲も広がり、 シャフト以外のモーターコア部品や、家電、エアコン、建築資材等 様々な分野への材料供給が可能となりました。   ▲スリッター設備の写真 【設備能力】: ・スリット加工・レベラー加工: 板厚0.3~6.0mm、母材幅1600mmまで加工...