News Event

プラスチック部品の画像検査

今週は工業用樹脂ファスナーの画像検査の配信です。 当社の自動選別機が得意とするのは、金属部品だけではありません。 自動車の内装や床下を固定するクリップやリベットなど プラスチック・ファスナー部品の自動選別にも適しています。     樹脂成型品によく見られる充填不良(ショートショット)やバリ、 その他寸法異常や組付けされたワッシャーの有無など 分速100-150個のスピードで選別を行います。 しかも”人よりも早く、安く、正確”な自動選別が可能です。 タイはじめアジアでは政治の緊迫化や地政学リスク、コスト削減を背景に サプライチェーン見直しの動きが始まってます。 (量産メーカとしては痛しかゆしですが) こうした動きが広がる中、当...

外観検査用360°外周レンズ

ロングネジ選別機(インデックスタイプ)

今週は、ロングネジ選別機(インデックスタイプ)の紹介です。 弊社の画像選別機は主に2種類、グラステーブルタイプとインデックスタイプがあります。 自立可能で3センチ四方に収まる製品はグラステーブルタイプ, 首下L寸の長い製品は首吊り式のインデックスタイプを採用します。    この設備は側面カメラ2台、上面カメラ1台、全周360°を囲う外観カメラ4台、 計7カメラ搭載のインデックスタイプです。 これにより頭部・胴体部分の径寸法や打痕・キズ、変形などの不良を正確に検出します。   【対象ワーク】 対象サイズ:M3 ~ M12 首下L寸:30mm ~ 150mm   【主な検査項目】 ・頭部寸法・形状(厚み・幅) ・首下L寸...

スラリー回収・オイルセパレーター

今週は、オイルセパレーター(HT-SA-IV)の紹介です。※リンクは前回記事 加工油を回収して遠心効果で油とスラリーを高速分離するクリーニング装置です。    ▲伸線メーカー・冷間圧造メーカでの使用例 線材メーカの伸線機・抽伸機、冷間鍛造メーカのパーツフォーマーでは 1台で数千リットルの加工油を使用し、数カ月単位で交換を行います。   その間、タンクの汚れやスラッジ(材料のボンデや切粉、粉塵など)を放置すると 加工油の腐敗や浮遊物(カビ)の発生など加工油の性能低下につながります。 HT-SA-IVは、そんなタンク内の油を常にクリーンな状態に保ち、 品質の安定や長寿命化をサポートする循環式の油回収装置です。   【オイルセパレー...

便利な画像判別センサー

今週は便利な画像判別センサーの紹介です。 ​ キーエンス製の画像判別センサIVシリーズですが、 形、色、サイズ、文字、部品の有る無し異常を1台で判別してくれます。   こちらはニップルとリングを取り付ける自動機ですが、 リングの有無や変形、組付不良などの異常を判定します。   多彩な検出ツールを搭載していて、 形、色、サイズ、文字など”マスター画像との間違い探し“を自動で行う優れものです。   <画像判別センサの特徴> ・部品の有無 ・部品の組付け不良 ・寸法(幅、直径) ・色・面積判別 ・文字判別 など   更に、自動設定機能で簡単セットアップ! 現場の自動選別でお悩みの企業様はお気軽にお問合せくだ...

パーツフィーダーの新旧入替工事

今週はパーツフィーダーに関する配信です。 先日、お客様のパーツフィーダーの入れ替え作業を実施しました。 ブレーキホースの検査装置に接続するパーツフィーダーなので、 ワークの向きを整え一定方向に安定して供給する必要があります。 ▲TO社様 ブレーキホース継手用パーツフィーダー   製造設備を日本から移植している場合、 寸法や形状、設備レイアウトなど、現場で色々と手が加えられ 付け足し、付け足しで原型をとどめていない現場も良くあります。   弊社では、どんな現場でも パーツフィーダーの製作~設置・据付~量産立上げまで 責任をもって対応してまいります。   こんなお悩みの企業様はお気軽にお問合せください。 ・古くなったパーツフィーダーを入れ替え...

2面巾加工のVA提案

今回は社内で推進中の改善プロジェクトの紹介です。 現在弊社ではパワーウィンドモータシャフトのDカット加工の改善を進めています。 平面研削加工によるDカット加工から、 カッター加工機(Hカット)へ切替えることによるVA提案です。 (DカットもHカットもいわゆる2面巾形状を指します)   従来1人1台持ちが必須だった平面研削盤では片面ずつDカット加工を行っていました。 ダウンタイムを無くすため研削加工中に次の治具を仕込んで それでも1日のアウトプットが1台6千本、なにしろ人手のかかる工程です。   これがHカット加工機に切替わることで 1人3台持ちが出来てアウトプットも1日約2万本まで向上。 人も減らせてアウトプットも3倍近く上がり、 お客様と取り決め...

異形BUSHナットの選別サービス

今週は選別サービスに関する配信です。 最近新しい選別サービスのご依頼をいただく事が多く 対応できる製品の幅も広がってきました。   とは言え、まだまだ業界における画像選別の利用率は肌感覚で2割程度。 それだけ目視が優秀で自動化が難しいとも言えるのですが、 人よりも、早く、安く、正確な画像選別があれば、もっと楽(ラク)して品質管理ができるはず。   今回は少しでも多くの方に弊社の“選別請負サービス“の存在を知ってもらうべく、 異形高ナットの選別サービス事例を紹介します。   ▲異形高ナットの自動選別の様子   高画素のCCDカメラを複数搭載し、上・下・横・全周よりワークを撮像して 主に寸法・変形・MIX品の異...

バネ用パーツフィーダー&線バネ自動選別

本日はバネ用パーツフィーダー&自動選別の紹介です。   NANOでは、コイルばね、線ばね、板ばねなど、 さまざまなバネ用パーツフィーダーを取り扱っています。 中でもコイルばねは、ワークどうしが絡まりやすく セパレーターでワークの絡みをほどきながら供給してく必要があります。   ▲バネ用パーツフィーダー&線バネの自動選別   パーツフィーダーに加えて、バネ製品の画像選別も可能です。 複雑な形状でも自動位置補正や反転機能を駆使して 「折損や変形・異品混入・寸法異常」など, とんでもない不良を確実にはじきます。   数量が多くかつ複雑形状のため、検査で困っているバネ関連企業の皆さま、 弊社の全数選別がお役に立てるかもしれません...

KEYENCE レーザー搭載自動選別機

本日はKEYENCE レーザー搭載自動選別機の紹介です。   想像してください。 置いて押すだけで お馴染み、あのKEYENCE の画像寸法測定器「IM(アイエム)」で 全数を対象に高速選別できるとしたら、 切削部品の量産メーカはどれだけ安心して自社製品を出荷できるか。 そんな検査の常識を変える、革新的な選別機を開発しました。      キーエンスのレーザーTM-X5065をタテ・ヨコ2セット搭載し ミクロン単位の測定精度で切削部品の全数選別が可能です。   測定視野領域はφ65ミリ、画像寸法測定器「IM(アイエム)」同様、 さまざまな幾何公差の設定が可能で、 シャフトやストレートピン、鍛造+二次加工品、 機械加工...

ラヨーン選別ハウス見学会

TRIGOラヨーン事務所内にタイ2拠点目となる自動選別ハウスをオープン 選別請負サービスを開始しました。   皆さんに遊びに来て頂きたく、パタナゴルフ場で簡単な昼食をとって TRIGO事務所内のラヨーン選別ハウスを見学いただくイベントを開催しました。   当方の画像選別サービスをご利用いただくと 「100万個に1個のとんでもない不良」は確実に止まります。   また不良が止まることで顧客の評価に変化が現れ これが皆さんの会社の信用やブランドに直結していくものと考えています。 (最初は大きな不良がきっかけで段々と相手のインカムが厳しくなっていくものです だからこそ、そのトリガーとなる大きな不良を確実に止めることがとても大切です)   ...

ストレートシャフト全数選別のご紹介

本日はストレートシャフト選別についての配信です。 弊社FCTが得意とするストレートシャフトは細長い形状が多いのですが、 そんな製品群もパーツフィーダーを駆使することで全数選別が可能です。   ▲ストレートシャフトの自動選別の様子(音量ご注意ください)   シャフトをパーツフィーダーからグラステーブルへ供給後、 CCDカメラの画像検査で外径+長さの自動選別を行います。 サイクルタイムは分速100~150本、1シフトで約7万本のアウトプットが可能です。   今回の製品はSUS304 φ 1.6(+/-0.1) x 44.0mm (+/-0.2mm)と 公差レンジで外径 0.2mm + 長さ 0.4mmですからこの程度なら問題なく検出が可能です...

ホッパー標準機の紹介

本日はホッパーについての配信です。   ホッパーとはパーツフィーダーなどへワークを自動で補充するための投入機を指します。 重たい金属部品をパーツフィーダーへ投入する作業は大変なので 作業の省力化や事故防止に役立ちます。 ▲ナノ精密選別ハウスのホッパー(投入機)の様子   ホッパーの種類としては、コンベアタイプとバッチタイプがあります。 通常 弊社では 廉価なコンベアタイプを提案していますが、ワークが小さかったり、 コンパクトなデザインを希望される場合はバッチタイプをお勧めしています。   投入口高さは1.4メーターが標準高さとなりますが もちろんオーダーメードも可能です。   近接センサーを搭載しているため パーツフィーダー内の...

プレコートボルト供給機の紹介

本日は プレコートボルト供給機の紹介です。   先日、日系の大手シール材・接着剤メーカのTB社より プレコートボルトの画像選別依頼がありました。   プレコートボルトとは、ビスやボルトなどのネジ部に接着剤を予め塗布して ゆるみ防止のロック機能を付与した特殊なボルトのこと。   画像検査部分は一先ず完了も問題は供給部分にありました。 通常のパーツフィーダー(PF)で流してみるとPFの振動で製品どうしが接触し 肝心のコーティング(接着剤)が剥離してしまう事が判明。   これだと製品の固着性能が劣り、量産で使用できないということで 急遽プレコートボルト専用の供給機を開発するプロジェクトが始動しました。    ▲弊社...

SUBCON 2022 総括

Today, I would like to review SUBCON2022 5/18~5/21で開催された展示会では たくさんのお客様にご来場いただきました。 この場を借りて御礼申し上げます。   ▲SUBCON2022 NANO SEIMITSUのブースの様子 ・寸法、変形、異品混入を検出する、高速自動選別機 ・目視に代わる、半自動の外観検査機、 ・工程内の品質・傾向測定システムのLINE QC SPECIALIST など、【品質保証】にまつわるさまざまな製品を展示しました。   展示会の総括としては、全体では出展エリアも間引きしていたり、 来場者数も例年の半分くらいの印象で少し寂しい感じでした。   ▼SUBCON来場者実績:...